本堂エリア

※本堂左手の寺務所での各種受付は、9時~16時30分までです。

山門

[観音エリア]の一番左手奥にある門で、この山門をくぐった先が[本堂エリア]となります。この門は、古くは表門と呼ばれ、本堂の建設に伴い山門となり、現在のものは昭和56年に建立。

本堂

山門をくぐった正面にある大きなお堂。徳川中期に仮本堂として建てられ、昭和50年に建替えたものを平成12年に増改築。本尊は胎蔵界大日如来。現在のご本尊である大日如来像は、仏師松本明慶氏により造られ(平成16年11月)、旧御本尊は本堂東脇の間に安置されました。こちらは主に檀家様が法事等をされるお堂ですので、一般参拝者の方は外からお参り下さい。

 

鐘楼堂

本堂正面から右に進むと見える梵鐘を祀ったお堂。この梵鐘は昭和34年に高岡で製作され、旧梵鐘が太平洋戦争時に軍に供出され失われたため、地元の観音様の信奉者の戦没者慰霊の願いを込めて鋳造された歴史的な梵鐘を祀っています。観音堂と同じく元禄時代の作とされる旧鐘楼が平成8年に建て替えられた際、新たに大きな梵鐘が鋳造され、この梵鐘が山門内に暫定的に安置されていたのを、後年になってようやくこの大切な梵鐘を祀るお堂が建てられるに到りました(平成29年3月に完成)。

六地蔵

六地蔵のあった元の寺墓地が地元地域の管理するものとなり、それ以来、慈眼寺には六地蔵が無かったため、慈眼寺総代長の願により新たに六地蔵を設置。令和3年2月に開眼供養が執り行われた。

八百比丘尼宮(八百姫宮)

本堂の東、六地蔵の先にある祠(ほこら)。当水判土の地に齢八百歳まで生きたという美しい尼僧「八百比丘尼(やおびくに)」の伝説が伝わっており、地元でも「八百姫様(やおひめさま)」と呼ばれ親しまれております。この八百比丘尼の亡くなったと伝わる場所に建てられています。平成31年、お社を新築。石碑は享保八(1723)年、住職堯存の代のもの。